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INTRODUCTION
イントロダクション
いま世界で輝かしい評価を受ける、
珠玉のアニメーションがここに集結
カンヌ映画祭監督週間でプレミア上映後10を超える国際賞を受賞する水尻自子『不安な体』、ベルリン映画祭短編部門特別表彰やオタワ国際アニメーション映画祭グランプリなどそのユニークで奇妙な世界観が世界を席巻する和田淳『半島の鳥』、カラフルでポップな作風で熱狂的なファンを抱える冠木佐和子による生理をめぐるアニメーション・ドキュメンタリー『I’m Late』、さらには映像と音楽のシンクロが気持ちいいノンナラティブ・アニメーションで評価を受ける水江未来による超大作『ETERNITY』をこの上映にて世界初公開。個人制作で2時間半に及ぶ大長編『コンシューミング・スピリッツ』を完成させたアメリカの鬼才クリス・サリバンの新作長編『The Orbit of Minor Satellites』からの「先行短編」として、『コントロール・ユア・エモーション』も特別に併映。短編アニメーションは巨大なる小宇宙であることを体感できる、5作品60分。魂を震わす作品集をスクリーンでご堪能ください。
MOVIES
上映作品
| 5作品/計60分 |
コントロール・ユア・エモーション
ニューディアー製作短編作品集
不安な体
I’m Late
半島の鳥
ETERNITY
コントロール・ユア・エモーション
(『The Orbit of Minor Satellites』より)
ワールドプレミア上映!
監督:クリス・サリバン/2022年/7分09秒
アメリカの鬼才クリス・サリバンが10年近くの期間をかけて準備中の最新長編『The Orbit of Minor Satellites(原題)』。完成後にニューディアーが日本配給予定の本作から、冒頭の一章を短編アニメーションとして特別上映。教育映画を模した構成で、とある女性の深い悲しみと闇の感情、そして彼女の精神科医との関係が、やわらかく、ときにユーモラスに、しかし無慈悲に語られていく。
監督:クリス・サリバン
Chris Sullivan
ピッツバーグの森に囲まれた丘で10人の兄弟たちとともに生まれ育ったクリス・サリバンは、30年以上にわたって実験的な映画を作り続け、各地の映画祭や美術館で上映を行なってきた。現在はシカゴに住み、作品制作の傍らシカゴ美術館附属美術大学で教鞭を執っている。監督、脚本、サウンドデザイン、ヘッドアニメーターをサリバン自身が務め、構想に3年、制作に12年、計15年の歳月をかけて完成した初の長編『コンシューミング・スピリッツ』は、世界のアニメーション史に残る作品と語られることも多い。現在製作中の新作長編『The Orbit of Minor Satellites(原題)』では、遺族の協力のもと、フランケンシュタインを世界で最初で演じた俳優として知られるボリス・カーロフも”出演”している。
ETERNITY
ワールドプレミア上映!
監督:水江未来/2022年/21分00秒
目が覚めた少年の瞳に映るのは、永遠の姿。(音楽:トクマルシューゴ)
監督:水江未来
Mirai Mizue
1981年福岡県生まれ。「細胞」や「幾何学図形」をモチーフに、ノンナラティブな表現を生み出す、アニメーション作家。見る者の目を奪う独特な抽象アニメーションで知られ、インディペンデント・アニメーションやMVなどを幅広く手がける。世界4大アニメーション映画祭(アヌシー・オタワ・広島・ザグレブ)すべてにノミネート経験がある。代表作『MODERN No.2』、『WONDER』ほか。現在は初の長編アニメーション『水江西遊記(仮)』の製作の準備に入っている。
不安な体
Anxious Body
カンヌ国際映画祭
監督週間プレミア上映
アルスエレクトロニカ
コンピュータアニメーション部門 優秀賞
オタワ国際アニメーション映画祭
最優秀ノンナラティブ作品
ほか多数
監督:水尻自子/2021年/5分47秒
何かを感じて不安になり、不安だから何かを感じていたくなる身体。セロテープを指で引っ張って切る。そこから身体は何を感じるだろう。質感、形、伝わる感触、あらゆる連想が境界なく呼び起こされ混ざり合っていく。そしてまた不安になる、繊細で健やかな私たちの身体。十和田市現代美術館からの委託作品でもある。これまで90の映画祭にノミネートされ、17の賞を受賞している。(音楽:本田ゆか)
監督:水尻自子
Yoriko Mizushiri
1984年生まれ。身体の一部や身近なモチーフをアニメーションで感触的に表現する映像作家。
I’m Late
グァアナファト映画祭グランプリ
文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門 審査員推薦作品
イメージフォーラムフェスティバル
SHIBUYA SKY賞/ 東京会場観客賞
ほか多数
監督:冠木佐和子/2022年/10分36秒
あなた又はあなたのパートナーの生理が遅れたり、来なかったりしたことはありますか?(音楽・サウンドデザイン:hikariko)
監督:冠木佐和子
Sawako Kabuki
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。数々のアニメーション作品を在学中より制作。また、それらが世界4大アニメーション映画祭をはじめ世界各国の映画祭で受賞多数。現在はフリーのアニメーション作家、イラストレーターとして活動中。
半島の鳥
Bird in the Peninsula
ベルリン国際映画祭短編部門特別表彰
ファントーシュ国際アニメーション映画祭
ベストフィルム
オタワ国際アニメーション映画祭
短編部門グランプリ
ほか多数
監督:和田淳/2022年/16分08秒
ある半島の、ある村で昔から続いている子どもが大人になるための通過儀礼。その儀式本番に向け、少年たちは決められた舞を一生懸命練習している。少年にしか見えない鳥がいる。その少年もいつか鳥が見えなくなる。好意なのか、憧れなのか、嫉妬なのか。本当の気持ちは自分でもわからないけれど、少女はずっと少年のことを追いかける。(音楽ディレクター:滝野ますみ/作曲:足立美緒)
監督:和田淳
Atsushi Wada
1980年兵庫県生。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。『ゲーム『マイエクササイズ』が2020年8月に発売。YouTuberによるプレイ動画は200万回再生を突破。最新短編『半島の鳥』はベルリン国際映画祭にてワールド・プレミア。
配給・宣伝=ニューディアー
宣伝協力・劇場営業=植田さやか
カラー/DCP/5.1ch/60分
2022年12月10日より、ユーロスペースにて一週間限定公開!
その後、全国巡回予定。